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<title>罪と罰 1 (1) (光文社古典新訳文庫 Aト 1-7)</title>
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<description>読んでみてまず思ったことは・・・

「読みやすい！わかりやすい！」 これに尽きます。

翻訳書にありがちな、難解な言い回しをできるだけしない努力をされていることがよくわかります。
抑揚のつけ方も上手...</description>
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読んでみてまず思ったことは・・・

「読みやすい！わかりやすい！」 これに尽きます。

翻訳書にありがちな、難解な言い回しをできるだけしない努力をされていることがよくわかります。
抑揚のつけ方も上手く、内容もスラスラ頭に入ってきますし、途中で「あれ？これ何だっけ？この人誰だっけ？」となって同じところを読み返す、という事が少なかったですね（あくまでも私はですが。）

ただ、こういう「わかりやすい・簡単な」文章は、文学ではどうしても諸刃の剣なわけで・・・

ドストエフスキーの小説が、普通の小説レベルになりました。
合う、合わないはあると思います。賭博で一文無しになった44歳のドストエフスキーが、乾坤一擲の思いで書いた傑作。選ばれた者の例外的特権、大いなる善の為に小さな悪は許されるか否かなど、重い思想的テーマを扱うが、心理描写や推理小説のような緊張感が素晴らしい。亀山氏の新訳は、日本語としてとても読みやすい。日本語は関係代名詞をもつ西洋語と違い、複雑な構文を苦手としており、主語・述語、主語・述語と短い文章にバラして並列することによって、先へ先へと文章が流れるからである。たとえば、金貸しの老婆を殺した直後のラスコーリニコフの動揺場面を、既訳と比べてみよう。「けれども一種の放心が、瞑想ともいうべきものが、次第に彼を領しはじめた。そして彼は、ともすれば我を忘れて、というよりはむしろ大事なことを忘れて、瑣末な事にかかずらうというあんばいであった」(中村白葉訳、岩波文庫ｐ135)。「ところが放心というか、瞑想とさえいえるような状態が、次第に彼の心を捉えはじめた。数分の間彼は自分を忘れたようになっていた。いやそれよりも、肝心なことを忘れて、つまらないことにばかりひっかかっていた」(工藤精一郎訳、新潮文庫p139)。「だが、ある種の放心といおうか、ある瞑想にも似た状態が、徐々に彼をとらえはじめた。ときおり、われを忘れたような状態に陥った。というより、大事なことを忘れつまらないことばかりこだわるのだった」(本訳p191)。
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<item rdf:about="http://c-book-014.health-shopping.net/detail/02/4775926977.html">
<title>[オーディオブックCD] シャーロック・ホームズ「まだらのひも」</title>
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<title>アンナ・カレーニナ 3 (3) (光文社古典新訳文庫 Aト 3-4)</title>
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<title>[オーディオブックCD] シャーロック・ホームズ「ボヘミアの醜聞」</title>
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<description>朗読をした者（声優ナレーター）です。自分レビューで失礼します。翻訳に対して星５つ。 
この作品は、新訳です。大久保ゆうさん訳。青空文庫でも公開されています。 
朗読は、「赤毛連盟」「踊る人形」と同じ...</description>
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朗読をした者（声優ナレーター）です。自分レビューで失礼します。翻訳に対して星５つ。 
この作品は、新訳です。大久保ゆうさん訳。青空文庫でも公開されています。 
朗読は、「赤毛連盟」「踊る人形」と同じく、男性役は全役ひとりで演じ分けています。
コントラアルトという女性の一番低い音域が出て、元オペラ歌手というアイリーンアドラー役は、声優ナレーターANNさんに演じてもらいました。男性役もできる素敵な役者さんです。
この朗読には、another endingが入っています。作り手の遊び心として、ホームズがアイリーンアドラーを「あのお方」と呼ぶ事になる裏付けを考えてみました。なんとホームズにオペラを鼻歌わせています。そんな所も楽しんでいただけたら幸いです。
収録時間；６０分
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<title>アンナ・カレーニナ 2 (2) (光文社古典新訳文庫 Aト 3-3)</title>
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<title>アンナ・カレーニナ 1 (1) (光文社古典新訳文庫 Aト 3-2)</title>
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<description>19世紀ロシアの貴族の悲恋を描いた物語。文化、制度、宗教、そして都市vs農村など、その時代の「運命」を生きる人間の細部が、実に生き生きと描かれている。優れた既訳がある中で、望月氏の新訳は、硬過ぎもせ...</description>
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19世紀ロシアの貴族の悲恋を描いた物語。文化、制度、宗教、そして都市vs農村など、その時代の「運命」を生きる人間の細部が、実に生き生きと描かれている。優れた既訳がある中で、望月氏の新訳は、硬過ぎもせず、くだけ過ぎてもいない、ゆったりとした優雅さを感じさせる。主人公アンナと運命の恋をする青年将校ヴロンスキーが、モスクワの停車場で初めてアンナを見かけた時の驚きの繊細な記述を比べてみよう。「それは彼女がすばらしい美人だったからでもなく、その姿全体にみられた粋な感じや、つつましやかな優雅さのためでもなくて、彼のそばを通りぬけていった時のその目鼻立ちのいい顔の表情にどこか特に甘えかかるような、色っぽさがあったからだった」(中村融訳、岩波文庫p116)。「相手が非常な美人だったからでも、その姿全体にただよっている繊細な感じや、つつましい優雅さのためでもなく、相手がそばを通り過ぎたとき、その愛らしい表情の中に、一種独特ないつくしむような、優しいところがあったからである」(木村浩訳、新潮文庫p128)。「相手がきわだった美人だったからでもなければ、全身から漂っている優雅さや淑(しと)やかさのせいでもなくて、相手が自分の脇を通り抜けるときのその愛らしい表情に、なにかしら特別に優しく暖かいものが感じられたからであった」(本訳p156)。 ロシア文学愛読者は一番翻訳にはうるさい。まして、これはロシア文学の中でも一番美文で有名な「アンナ・カレニナ」だから半端なレベルではたたかれること必至。しかし、読んでみると確かに格調高い訳ではないがわかりやすく、注釈も豊富で良心的だと思う。エピグラムの「復讐は・・」の聖書からの引用箇所を具体的に明記した訳本を私は知らない。また、解説も当時のロシア社会について具体的に描いており、ロシア文学の導入とするにしては本書は良いと思う。まあ、トルストイ好きが改めて買う必要があるレベルではないが・・
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<item rdf:about="http://c-book-014.health-shopping.net/detail/07/4434116908.html">
<title>タゴールの歌―自然と人生をみつめなおす歌詩60選 (シリーズ・アジアからの贈りもの)</title>
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<title>未成年 上巻 改版 (1) (新潮文庫 ト 1-20)</title>
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<description> ドストエフスキーの五大長編のなかで『未成年』が最も知られていないと思うが、それはこの作品が面白くないということではない。ストーリーが直線的ではなく複雑であったり、過激な事件が起こらなかったりする点...</description>
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 ドストエフスキーの五大長編のなかで『未成年』が最も知られていないと思うが、それはこの作品が面白くないということではない。ストーリーが直線的ではなく複雑であったり、過激な事件が起こらなかったりする点で、最後まで読んだ人は多くないかもしれない。しかし、『悪霊』と『カラマーゾフの兄弟』の橋渡しとしての重要性だけでなしに、一個の小説として面白い作品である。逆に言うと、この長編を面白く読めればドストエフスキー読者として一人前だと言えるかもしれない。
 皆が言うようにこれは多面的な作品なので、楽しみ方は人それぞれである。もっとも、「父と子」の関係が大きな軸であるのは間違いない。しかし、私は『罪と罰』に続く「妹萌え」小説として注目したい。418ページからのリーザとの会話は非常に美しい。ここには作者がそれまでの苦悩と混乱の時期を乗り越えて達した、ある穏やかな心境が表れているように思えるのだ。
この本が売られなくなってしまった理由は、ほかの四つの長編と明らかに違うところが受けなかったからでしょう。つまり、地下室の手記と同じように、「未成年」は基本的に一人称の小説です。内容は問題ない（というか普通にハイレル）と思いますが、カラマーゾフや悪霊に比べると、ちょっとくどい感じです。今現在買えませんから、新潮と岩波の片方でいいから、どうにかしてもらいたいところです。（図書館で借りたんですが、長編なので、貸し出し期間の延長に苦労しました。）「未成年」は不完全な書物である。登場人物の何人かがなぜか途中からいなくなったり、物語の展開に重要なかかわりをもたらすと思われたエピソードが、その後なんの進展もないまま無視されて物語を終えてしまったりする。ドストエフスキー全作品の中でも、こんなに構成のズサンな小説はない。それで、たとえば「ドストエフスキーの四大小説」というような言い方で、「未成年」をはじめから門前払いしているような人たちまでいる。だが、これは全く不当だ。「未成年」は傑作である。だいたい、あの「悪霊」と「カラマーゾフ」の中間に位置するこの作品が、傑作でない筈がない。たとえば私は、「白痴」の文学的価値を否定するつもりは全くないが、思想的な重要度という観点からいえば「未成年」のほうが「白痴」よりもはるかに上だと思う。キリーロフ（悪霊）はまだ「罪と罰」の圏内にいるが、マカール老人（未成年）はもう「カラマーゾフ」の世界に足を踏み入れている。このマカール老人が描かれなければ、後のアリョーシャもゾシマ長老も登場できなかったかもしれない。他にも、ヴェルシーロフの語る「無神論の未来」や、物語の最後を締めくくる「偶然の家族」といった発想は、そのまま現代の問題意識に直結している。「未成年」は傑作である。どうぞ、読まず嫌いにだけはなりませんように。
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<item rdf:about="http://c-book-014.health-shopping.net/detail/09/4102010165.html">
<title>未成年 下巻 改版 (3) (新潮文庫 ト 1-21)</title>
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<description> 本作は元々複数のプロットがからみあい、複雑なのであるが、第三部になるとさらに複雑化し、混乱した社会を映し出している。
 しかしその中に於いても、第三部から登場するマカールが、清らかな空気を送り込ん...</description>
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 本作は元々複数のプロットがからみあい、複雑なのであるが、第三部になるとさらに複雑化し、混乱した社会を映し出している。
 しかしその中に於いても、第三部から登場するマカールが、清らかな空気を送り込んでいる。彼は主人公の戸籍上の父親で、救いのために長年巡礼生活を続けている。彼の言葉は、ドストエフスキーの理想である「民衆の正教」を表しており、そして彼が話したという或るエピソードは、深い印象を残し、当時のロシア社会を想像しやすくしてくれる。
 また、リーザも相変わらず美しく描かれているのだが、彼女はとても可哀想なことになってしまう。
「しかし悲しい、ほんとうの悲しい言葉は、わたしは特に妹のリーザについて言わなければならない。これこそ――ほんとうの不幸というもので、リーザの悲痛な運命にくらべたら、わたしの数々の失敗などなんであろう！」
 と主人公も書いている。どんな不幸に遭ったかは、ここでは書かないのでぜひ本書を読んでほしい。
 そして、なぜこの世界はこれほど悲痛と苦悩にあふれているのか？――この問いが、次の『カラマーゾフの兄弟』に引き継がれる。そして、あのような名作が生まれるのだ。
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<title>闇の力</title>
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<title>マーク・トウェイン研究と批評 (第7号(2008APRIL))</title>
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<title>トム・ソーヤーの冒険 (ナビつき洋書)</title>
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<title>陸の海賊 (創元推理文庫 M ト 1-18 ドイル傑作集 4)</title>
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<title>[オーディオブックCD] シャーロック・ホームズ「踊る人形」</title>
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<description>朗読をした者（声優ナレーター）です。自分レビューで失礼します。翻訳に対して星５つ。 
この作品は、実は、改訳です。著作権フリーの三上於菟吉訳を、大久保ゆうさんが改訳しています。三上訳は、少し言い回し...</description>
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朗読をした者（声優ナレーター）です。自分レビューで失礼します。翻訳に対して星５つ。 
この作品は、実は、改訳です。著作権フリーの三上於菟吉訳を、大久保ゆうさんが改訳しています。三上訳は、少し言い回しが古かったり誤訳があったりとしたそうですが、若手の翻訳研究家の大久保ゆうさんが現代の言葉に蘇らせてくれています。
朗読にあたっては、前作「赤毛連盟」と同じように一人で男性を全役演じています。今回、女性ゲストとして、声優ナレーター平田絵里子さんに出ていただいて言います。彼女の、気品のある声もぜひ聞いていただきたい。残念なのは、あまり出番がない事。もっといっぱいしゃべっていただきたかったです。
ホームズが暗号を解いていく場面は圧巻です。
収録時間：１時間９分
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<item rdf:about="http://c-book-014.health-shopping.net/detail/15/4022130016.html">
<title>シャーロック・ホームズの冒険 1 新版 (1) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)</title>
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<title>シャーロック・ホームズの冒険 2 新版 (2) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)</title>
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<title>シャーロック・ホームズの冒険  新版 |眠れぬ夜の奇妙な話コミックス  [コミックセット] (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)</title>
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<item rdf:about="http://c-book-014.health-shopping.net/detail/18/4334761844.html">
<title>恐怖の谷  新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)</title>
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<description>やはりホームズは面白いですよ。
小学生時代からもう３０年以上も繰り返し読んでいますが決して飽きることがありません。
出版タイミング的には「古典新訳文庫」の一環だったのでしょうか。
でも「新訳」を謳う...</description>
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やはりホームズは面白いですよ。
小学生時代からもう３０年以上も繰り返し読んでいますが決して飽きることがありません。
出版タイミング的には「古典新訳文庫」の一環だったのでしょうか。
でも「新訳」を謳うのであれば、柳瀬尚紀氏あるいは斎藤兆史氏の訳で読んでみたかったですね。
ちなみに、Wikipediaで調べたところ、原題のThe Valley of Fearにはこんな意味があるのだそうです。
「The name "The Valley of Fear" is the English translation of the place name of an exceedingly narrow valley in the South of France. During the period of the Crusades, it was populated by the pious Cathars, and some suspect the Holy Grail arrived there from the Holy Land.」 
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<title>落穂の天使―人はなんで生きるか</title>
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<description>トルストイが最後に行き着いた民話形式の第一作だそうだ。副題のような形で、小さな文字になっている「人はなんで生きるか」という名前で良く知られている作品。
この「なんで」というのは、英語でいうWhyとい...</description>
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トルストイが最後に行き着いた民話形式の第一作だそうだ。副題のような形で、小さな文字になっている「人はなんで生きるか」という名前で良く知られている作品。
この「なんで」というのは、英語でいうWhyという言葉にあたるわけではない。
「何によって」という意味だ。つまり「人は何によって生きるか」
物語中にあらわれる、きわめて重要な言葉だ。

無宗教な者として、抹香臭いのは嫌いなのだが、このお話は別格。一読後、心が洗われたような気分になった。この話の宗教観、キリスト教というより、むしろ万国共通の「庶民の深い思いやり」のようにも感じられて、共感を覚えたのだ。
「読者の心に迫る芸術以上の芸術、とロマン・ロランが評した」というのはうなずける。

行き倒れの青年を貧しい靴屋がたまたまた助け、家につれ帰る。身元については全く語らず、滅多に笑顔をみせないが、よく働き、ついには金持ちの旦那の長靴を特注され。ところが青年、注文に反してスリッパを縫い始めてしまう。そして...。
有名な物語ゆえ、後は省略しよう。

本書が類書と異なる点の一つは、丁寧な本作り。素敵な画のあるカバーをとると美しい表紙が現れる。カバーや中の挿し絵とお似合いだ。その挿し絵は、トルストイの次男イリヤの曾孫にあたるナターリヤ・トルスタヤが描いている。
一つの家系の人々による、素晴らしい贅沢な共同作品。

すぐに読み終えられる短編ではあるが、心には長くのこる作品だ。
読了後、思わず挿し絵をためつすがめつした。
他のトルストイ民話も、こうした新訳、挿し絵つきで是非読みたいと思う。
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<title>カラマーゾフの兄弟 (まんがで読破)</title>
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<dc:date>2008-11-21T03:05:28+09:00</dc:date>
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<description> つい先日、原作『カラマーゾフの兄弟』を評判の亀山訳で、半年程かかってやっとの事で通読したが、ストーリーのあまりの冗漫さに辟易し、この漫画版でストーリーを復習しようと思った。

 ストーリー展開も早...</description>
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 つい先日、原作『カラマーゾフの兄弟』を評判の亀山訳で、半年程かかってやっとの事で通読したが、ストーリーのあまりの冗漫さに辟易し、この漫画版でストーリーを復習しようと思った。

 ストーリー展開も早く、すぐに通読できるのはありがたいが、あの長編を僅か漫画本１冊にまとめるのは当然無理がある。原作の大幅なカット（ゾシマ長老の説教）や重要なストーリーの改変もある。次男イワンは別に革命運動がらみで「大審問官」を語った訳ではないのに、これでは彼の思想があまりに矮小化・軽薄化されてしまっている。風貌もこんなイケメン風でなく、眼鏡をかけたインテリ風でなきゃ。また三男アリョーシャのキャラがやたら軽々しく、なんだか少しバカなのではと思える程だ。

 他方、父親フョードルの描き方は原作以上に現実感があり、絵柄もイメージ通りだった。長男ミーチャも中々上手くキャラが描けていたが、当時のロシア将校の風貌としてはやはり髭があった方が良かったと思う。グルーシェンカ、カテリーナの女性陣はほぼイメージ通りで良かった。

 私は原作自体をあまり評価していないので、対時間効率からすれば本書を読んで粗筋を知り、気になった人は、「大審問官」や「ゾシマ長老の説教」などの名場面だけ、原作に当たれば十分だと思う。
前々から気になりつつも、原作の文章量に抵抗があり名前も覚えにくい所から読まずじまいの作品でした。この漫画の評価としては、内容は分かりやすいものの、人物の考え方の変化や何故グルシェンカに惹かれるのかがいまいち分かりにくく感じました。グルシェンカの心の変化もいきなりのように感じたし……やはりあれだけの量をこんなコンパクトにまとめると仕方ないですよね;登場人物の顔の描き分けにより、名前も覚えやすかったですし、おおまかなあらすじも分かったので原作にチャレンジしたいと思えるようになりました(^-^)難しい本なのでマンガで十分だと思います。ある本の批評では「法学部で司法を学ぶ人に推薦」って書いてありました。絵が汚いのは同シリーズ『変身』と同じだが、内容はもっとひどい。
地上の利益を無視して神に従うことの出来ない人間の弱さを赦さない
神を糾弾した、あまりにも有名な「大審問官」がただの神への悪口に
果てしなくレヴェル・ダウンしている。またそれに対して
あくまでも神への信頼と人間性の向上を説いた崇高な「ゾシマ長老の説教」は
省略に等しい扱い。
元々活字を漫画にすると情報量が減るのだから、どうしてもこの大長編を漫画にしたいなら
せめて8巻くらいの長さを用意すべきだった。
あるいは、反対に「大審問官」「ゾシマ長老の説教」のみを抽出すべきだった。
なぜ「カラマゾフの兄弟」から始めるのか？
実際小説から始めると上巻のイデオロギーに躓く事が多いから。
そこを適当に読み飛ばせば、最期まで読破できますが、真面目に考えすぎて
「自分にはレベルが高すぎる」と考えてしまう読者が出てきます。

次に漫画で荒筋だけでも読んでおけば次の小説にいく準備にもなります。
とにかく大意や荒筋だけでも掴んで下さい。

漫画だから読みやすい、それでいいんじゃないの？
これを読んだ後は漫画「赤と黒」を読んでみてください。
小説のプロットが意外なほどに「カラマゾフの兄弟」にそっくりです。
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